世界遺産決定!記念 特別展示
令和元年7月6日(土曜)~9月23日(月曜・祝)
仁徳天皇陵近くの堺市博物館(大仙公園)では、7月6日(土曜)から特別展が始まりました。
百舌鳥古墳群を中心に、古市古墳群、三島古墳群(大阪)、馬見古墳群(奈良)、西都原古墳群(宮崎)、能美古墳群(石川)の出土品をまとめて展示。
多様な円筒埴輪、人形埴輪、家形埴輪、仁徳天皇陵の実物大原色の石棺レプリカなど、他ではなかなか見ることができない厳選資料が多数展示されています。
地元・堺で活躍中の古墳画伯・平井和広さんの作品も数点展示中。
大山古墳(仁徳天皇陵)平地和広 画伯作
展示の三枚うち一枚をご本人の了解のもと、撮影・掲載させていただきました。
平地画伯紹介の文字起こし
「ひらさん」の作家名で活躍中。スケッチは古墳好きが高じて、歴史成分が多め。独特のタッチと綴られた言葉は癒されるだけでなく、何か考えさせられる。堺市博物館近くの、堺市立旭中学校郷土部に在籍していた。全国の古墳や遺跡などの絵を「一日一絵」として描き、まる四年、描いたスケッチは千枚以上になります。
*****
円筒埴輪って底がない「筒」だったんですね。知らなかった!
左は百舌鳥古墳群(大山古墳など23基)。右は古市古墳群(応神天皇陵など26基)
隣の日本庭園の茶室で抹茶をいただくことができます(平地画伯のお薦め)堺ゆかりの千利休の像。
大阪は世界有数の古代都市
しかし、現世御利益・開発優先で来たので、古代の姿を残す遺跡は古墳群ぐらい。でも考えてみれば、巨大古墳は「産業土木遺跡」、国土開発(古代の国造)のシンボル。禅問答みたいですが、とにかく大阪らしい、目出度い話であります。
*****